合唱指導
田川 理穂先生
メゾソプラノ
国立音楽大学付属中学校、音楽高等学校を経て国立音楽大学音楽学部声楽学科卒業。
ピアノを根上倫子、今野信子、浜田桃子各氏に師事。
和声学、作曲を加藤昌則氏に師事。指揮法、伴奏法をD.Pacitti氏に師事。声楽を山咲史枝、岩渕嘉瑩、宮永康雄、畑和子、湯川晃、S.Sammaritano各氏に師事。
オペラ『ヘンゼルとグレーテル』でオペラデビュー。
S.Sammaritano氏の来日時、メゾの声質を見込まれ、Sammaritano氏のもとへ渡伊し、研鑽を積む。また、フランスにおいてはアーティストオーディションに合格し、現在までフランス人実業家の支援を受けている。ヘンデル『メサイア』、モーツアルト『レクイエム』『戴冠ミサ』などの宗教曲、また、ベートーヴェン『第九』などのソリストを務めるほか、新進作曲家の独唱曲初演を数多く務める。
後継者育成のため、小、中学校のゲストティーチャーを務めるほか、合唱の分野においては、合唱コンクールの審査員、特別講師として招聘されている。
現在、メゾソプラノとしてソロの演奏活動を続けるほか、みくりやクワイアのアルトとして活動し、教会音楽を中心にコンサートを行うほか、ファーストアルバム『La preghiera ~祈り~』がe-onkyoよりハイレゾ配信され、総合ランキング1位を獲得するなど好評を博す。
合唱指導の分野では、コールやざわ常任指揮者、合唱団『いきのちから』合唱指導者・ピアニスト、合唱団Shall we choir 合唱指揮者・ピアニスト、アンサンブル『凜々』常任指揮者、横浜市栄区『第九』合唱指導者・ピアニスト、栄ソリスティメンバー、La luce、みくりやクワイアメンバー他。
コルペティトゥール
石野 真穂先生
桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。
同大学アンサンブル・ディプロマ修了。
2002年1月より笹川日仏財団の研修生としてパリのシャトレ劇場において、サビーヌ・ヴァタン氏のもと、コレペティトゥーアの研鑚を積む。
最近では、主に室内楽や声楽の共演ピアニストとして演奏活動を行い、
いずれも共演者から絶大なる信頼を寄せられている。
また新国立劇場、二期会、東京室内歌劇場等における
オペラ公演の音楽スタッフとても数多く関わるなど多方面で活躍中。
現在、二期会研修所ピアニスト、桐朋学園大学嘱託演奏員、
新国立劇場オペラ研修所講師。
合唱指導
藤本 淳也先生
幼少よりヴァイオリンを北島智仁氏に、ピアノを竹村和子女史に師事。
東京藝術大学指揮科卒業。安宅賞受賞。同大学院修士課程修了。これまで指揮を佐藤功太郎氏、F.トラヴィス氏、坂本和彦氏に師事。またオペラ制作の現場では星出豊氏はじめ、故若杉弘氏からの薫陶を受ける。
1995年5月チェコで行われた「プラハの春」国際指揮者コンクールのセミファイナリスト。
2001年9月から1年間、ロータリー財団奨学生としてベルリンに留学。ベルリン芸術大学Peter Winkler氏のオペラ実習クラスでイタリアオペラを学ぶ。またベルリン国立歌劇場にてダニエル・バレンボイム氏のもと、モーツアルトのオペラを学ぶ。これまで、群馬交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団をそれぞれ指揮。特に東フィルでは、オペラコンチェルタンテシリーズにて大野和士氏のアシスタントを務める。2000年8月には、国際交流基金派遣員としてフィリピン・セブ島にてセブユースシンフォニーオーケストラ(CYSO)を指揮。
また韓国で行われたThe 6th Arts Festival Dimension 2008にて
Ensemble Interactive TOKIOを指揮。日韓両国の現代室内楽作品を演奏。
近年では、都内オペラ団体の公演に音楽スタッフとして参加すると共に、各地のオペラ団体、オーケストラや合唱団の指導、演奏も行っている。また2009年には東京室内歌劇場ハンガリー、ブルガリア公演に参加。2010年10月には、Ensemble Interactive TOKIOのヨーロッパ公演に同行し、スロヴェニア、クロアチアでの4公演を指揮。武満徹「カトレーンⅡ」をはじめとする室内楽作品を演奏。
2013年3月、秋田アトリオンホールにおけるアンサンブルフェスタ2013にてイベール:室内小協奏曲(アルト・サクスフォーンと11の楽器のための)、ファリャ他を、また東京音楽鑑賞協会主催のビゼー作曲オペラ「カルメン」(音楽鑑賞教室)を関東、長野を中心に継続して指揮。また都響第九の合唱指揮者として継続して二期会合唱団をまとめる。吹奏楽の指導、審査員も近年担当している。
東京室内歌劇場指揮会員
社団法人日本演奏連盟会員
昭和音楽大学非常勤講師
愛知県立芸術大学非常勤講師
Homepage: http://www.j-fujimoto.com
コルペティトゥール
久保 晃子先生
東京音楽大学ピアノ科卒業。
97年文化庁派遣芸術家在外研修員として
1年間イタリアに留学し、
ローマ歌劇場においてコレペティトゥールの研修、
アカデミアにてディプロマ・特別賞を取得。
現在、藤原歌劇団や東京室内歌劇場など
数々のオペラ団体で音楽スタッフ・
コレペティトゥールとして活躍する他、
ソロやアンサンブルなど多方面に渡って音楽活動を行っている。
また、日本オペラ振興会オペラ歌手育成部ではオペラ歌手をめざす
後進の指導にもあたっている。
国内だけでなく、イタリア・ドイツ・メキシコ各地でのコンサートや
ハンガリー・ブルガリア・ルーマニア・台湾・上海・モロッコなどの
音楽祭に音楽スタッフとして同行、コンサートにも出演。
ピアノ・伴奏法を(故)三宅民規、金井紀子、小林研一郎、
S・オリーヴァ、M・ボエーミの各氏に師事。
藤原歌劇団団員、東京室内歌劇場器楽会員、日本演奏連盟会員。
東京藝術大学音楽学部演奏研究員。
日本オペラ振興会オペラ歌手育成部講師。
ヨハン・セバスチャン・カンマー・コーア・ヨコハマ理事。