8月10日は小屋敷先生の練習でした。
すぐ近くで行われていた東京湾花火大会の打ち上げの音
が聞こえ、外で夜空を見上げたい誘惑と戦いながら、
先週に引き続き、林光シリーズの3曲(「ねがい」「うた」
「死んだ男の残したものは・・・」の音取りを丁寧に見て
いただきました。
林光の作品は、シンプルなメロディの曲でも、和音やリズム
がとても凝った作りになっている曲が多いです。「ねがい」
や「うた」もまさに“林節”が満載。
「ねがい」には中間部のピアノ伴奏にショパン風の
聴かせどころが挟まっていますし
(史織先生、よろしくお願いします~♪)
「うた」はロシア民謡の雰囲気が全体的に漂っています。
「ねがい」と「うた」の音取りは、各パートとも、
ほぼ掴んだ、という感じですが、メロディがシンプルなぶん、
アンサンブルや細かい半音階の動きをきっちりと合わせる
ことが、“林節”を表現するには必須条件。
正確なアンサンブルがあってこそ、おしゃれな味付けが
生きてくるのでしょうね。
いわゆる難曲、というものではないかもしれないけど、
“オトナ”の表現力が試される、私たちにとってはやりがい
のある曲ですね。日本を代表する作曲家の素晴らしい曲
に出会うことができ、この仲間で歌うことができることを
ありがたく思っています。
来週は久保先生。音取りをしっかり仕上げられるよう、
がんばります!
(ま)
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