☆“林節”☆

8月10日は小屋敷先生の練習でした。

すぐ近くで行われていた東京湾花火大会の打ち上げの音

が聞こえ、外で夜空を見上げたい誘惑と戦いながら、

先週に引き続き、林光シリーズの3曲(「ねがい」「うた」

「死んだ男の残したものは・・・」の音取りを丁寧に見て

いただきました。 

林光の作品は、シンプルなメロディの曲でも、和音やリズム

がとても凝った作りになっている曲が多いです。「ねがい」

や「うた」もまさに“林節”が満載。

「ねがい」には中間部のピアノ伴奏にショパン風の

聴かせどころが挟まっていますし

(史織先生、よろしくお願いします~♪)

「うた」はロシア民謡の雰囲気が全体的に漂っています。 

「ねがい」と「うた」の音取りは、各パートとも、

ほぼ掴んだ、という感じですが、メロディがシンプルなぶん、

アンサンブルや細かい半音階の動きをきっちりと合わせる

ことが、“林節”を表現するには必須条件。

正確なアンサンブルがあってこそ、おしゃれな味付けが

生きてくるのでしょうね。

いわゆる難曲、というものではないかもしれないけど、

“オトナ”の表現力が試される、私たちにとってはやりがい

のある曲ですね。日本を代表する作曲家の素晴らしい曲

に出会うことができ、この仲間で歌うことができることを

ありがたく思っています。 
   
来週は久保先生。音取りをしっかり仕上げられるよう、

がんばります!
(ま)